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カウンターカルチャー

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カウンターカルチャー(対抗文化)
・・・主流の(体制的な)生き方に対抗する価値観や様式をもった文化のこと。
1960年、アメリカの西海岸を中心に、ベトナム戦争に反対した若者がヒッピー文化を
育んだりしたことからつけられる。

パリにはリヨン
ベルリンにはミュンヘン
ローマにはミラノ
北京には上海
キャンベラにはシドニー

世界には第2の都市と言われる街がある。
日本で言うと
東京に対する大阪であろうか。

第1の都市は国際化が進むため、国際標準な
街づくりを目指されることが多く、どうしても均一化されがちだ。

第2の都市の役割は、
その国の市民が本当に選ぶべき文化を育んでいくこと。

僕たちが目指す方向は、本当に大切にしたいものは
いったい何なのだろうか。

お祭りなのだろうか。
就職活動なのだろうか。
技術革新なのだろうか。
ビジネススキルなのか。
クラブで踊ることなのだろうか。
ボランティアをすることなのだろうか。
もっと資格を取ることなのだろうか。

ここ第2の都市大阪が生み出す次の文化は何なのか。
大学生がそれを表現するのは、理に叶っているだろう。

いろんな社会人に
「僕たちの大学生時代と違って、君たちは頑張っているねぇ。」と言われることが多い。
頼りないと言うつもりは全くない。むしろそんな社会人の皆さまの功績に感謝している。

時代は刻々と変わるし、応じて価値も変わる。
「お金をどう稼ぐか」
これを真剣に考えてた時代は少しずつ、
「お金をどう使うか」へ。

東大闘争のときのような否定的な運動もない。
「大人の言うことなんて間違ってる」なんて言うつもりがないのだ。
もしその時代なら「WorldChange」というイベントだったに違いない。
今あるもの、そして、これから大切にすべきもの。
これを賢明に見極めるデザイン能力の高さこそ、今の若者の真髄では
なかろうか。

11月13日、14日。
大阪から発信されるメッセージは
確実に数十年先の像を描き、
それに向かって現在のアクションを
人々が起こしていく気運を感じるだろう。

カウンターカルチャー。
世界の市民の「本音」を探る文化だ。

共同代表 宮川卓也