世界と自分のすり合わせ
Check変化というのは基本的に面倒なものだから、変化は有り得ない、と錯覚した方が楽だ。
そういう社会が行きつくところまで行くと、何が起こっても驚かなくなる。
たとえ驚くようなことが発生してもとにかく変化はないのだというショックアブソーバーが働いているからあらゆる現象はすぐに忘れられるし、社会は一見安定してしまう。
ただね、誰がどう見ても、この世界はおかしな方向に進んでいると思う。
前の記事にも書いたが、だからといって「世界を変えるぜ!」というイベントをしたいわけじゃない。
そんなことではなく、世界と自分のすり合わせ。少し、「世界」と「自分」の距離を近づけてみましょうよ。興味持ってみましょうよ。よく見て、感じてみましょうよってこと。
そこから生まれてくる、ある種の焦りが人を動かすとするならば、やらなければならない、間に合わないという危機感も自分の中でうまく使ってほしいと思う。
「私たち」という言葉がつねに人類全体を表すなら、世界の未来はすばらしいものとなるだろう。
鈴木翔太